「なかよしの祝杯」小アルカナ:カップ 3【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ カップ 3 です。
3人の若い女性がカップを掲げ、乾杯している様子が描かれています。

小アルカナ『カップ 3』の基本的な意味

カップ 3
  • スートのキーワード:感性・感情・情緒
  • 数字のキーワード:多種のエネルギーの交わり、現象が明確になる
  • 楽しい会合、気持ちが通じ合う仲間との親交

華やかな雰囲気の乙女たちがカップを持ち寄り乾杯をしています。手許にはぶどうが、足下にはたくさんの作物がなり、収穫を祝っているようです。表情は明るくリラックスしているように見えます。

色の要素

  • 白:純粋さ
  • 赤:情熱、生命力
  • 橙:本能、行動力
  • 背景の青:ニュートラル

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • 過度な同調、馴れあい
  • 親交の亀裂

イメージ

見るからに楽しげな雰囲気の1枚です。カンパーイ!と今にも聞こえてきそうな賑やかで華やかなイメージ。3人とも布がたっぷりのドレスを着て、頭には冠をつけて、豊かな瞬間が絵に閉じ込められている感じがしますね。

なかよし女子が3人揃ってカンパーイ!って、ぜったい楽しいじゃない?ワイワイキャッキャ、ウフフ……と話しているその内容は、カップのスートですからきっと「あれいい感じじゃなーい?」「わかるぅー!」的なフィーリングたっぷりのふわふわ話でしょう。なかよし同士にしかわからない、この3人の仲だからこそ生まれる空気感の上に成り立つ「わかるぅー!」だと思われます。

いちいち説明しなくても雰囲気でわかっちゃう。ノリで同調できちゃう。ていねいな解説はもはや野暮!程よくお酒も入って、気持ちよく通じあって共有しあって、スッキリするやつね。こういうアクティブな息抜きが生活にあるときにこのカードがよく出てきます。占いのテーマが辛いものだったとしても、『カップ 3』がいい感じで出てきてくれたら「いい友人がいるんじゃない?この人たちに聞いてもらおう、説明は要らないでしょ、一緒に愚痴って盛り上がってモヤモヤ解消しちゃおう!」って言えたりする。気の合う友人たちに助けてもらえるという幸せを遠慮せずに噛みしめてほしい。

恋愛をテーマに占っていて自分自身と相手の間に『カップ 3』が出てくると、友人としては盛り上がるけれど恋愛の相手としてはちょっとロマンティックが足りないかもしれない。お互いが自然と同調できる故に刺激がないというか、一緒にいて楽しいけれどもドキドキが足りないというか……そういう関係性になっているんじゃない?と読めます。もちろんそういうのもぜんぜん悪くはないけどさ、進展させたいなら別の刺激がいるかもね!

仕事をテーマにしていて、例えば「職場の人間関係はどうですか」という問いで占っているときに『カップ 3』が出たら、一見いい感じではあるけれどもその空気感に馴染むまではちょっと苦労するかもしれない。仲良くなっちゃえばいいんだけど、そのノリが合わなかったり内輪感に遠慮してなかなか入れなかったりすると、「わ、わかるぅ~……?」ってなっちゃう。職場の雰囲気はいいはずだから、まずはその輪に馴染もう、入ろう、「わかるぅー!」って言えるようになろう!と読んだりします。

逆位置で出ると、フィーリング重視の交流が足りていない・逆にそれが多すぎる、内輪で盛り上がりすぎている、ときにはそのせいで現実を見誤っている……ということがある。なかよしグループで仲たがいをしたときにも逆位置で出てくることがありますね。いずれにせよ、フィーリングでつながっている人たちと今は離れた方がいいかもしれない。あえて一人になって、自分の気持ちをしっかり確認するといいことあるかもよ。

記事を書いた人

DUCK WORKS 占いラボDUCK WORKS

京都 東山三条を拠点に活動するクリエイティブユニットです。ウェブを中心に、ブランディングやプロモーションのお手伝いをしています。DUCK WORKSでは、タロットデッキやルーンチップを占いの道具としてだけではなく、思考の整理と言語化をアシストするツールとして捉えています。そのため、感性や直感はあえて脇に置き、カードが示す象徴を情報として捉え、言葉に再編するプロセスを重視しています。