「明るく無邪気なレディ」小アルカナ:ワンド クイーン【タロットカードの意味紹介】

小アルカナ ワンド クイーン です。
黄色いドレスをまとった女性が、王座に腰かけています。

小アルカナ『ワンド クイーン』の基本的な意味

ワンド クイーン
  • スートのキーワード:本能・情熱・衝動
  • 人物像のキーワード:受容・女性性・育成者
  • 快活、世話好き、友好的

ワンドを手にした女性が王座にゆったりと腰かけています。黄色いドレスの中では足を広げており、大らかな性格が感じられます。左手にはひまわりを持ち、表情も明るく友好的なイメージです。足元には彼女の友人である黒猫が座っています。

色の要素

  • 黄:喜び、祝福
  • 緑:生命力、みずみずしさ
  • 橙:本能、行動力

逆位置のキーワード

逆位置はカードの基本的な意味に対して、否定・過剰・不足・未達のエッセンスを示します。

  • お節介、ワガママ、嫉妬

イメージ

『ワンド クイーン』は明るくて活発な女性です。手にはひまわり、足元には黒猫と、キュートなモチーフもいろいろ描かれています。ワンドらしくワクワクが大好きな人です。

ワンドなので好奇心や情熱の象徴とは言え、クイーンなので受け身です。外にガンガン出て行くというよりは好奇心を胸に灯して「ねぇ、それはなぁに?あっちのあれは面白いものかしら?」ってキラキラしたおめめで訊いて楽しんでいる、というイメージです。周囲の人たちもそんな彼女を喜ばせるためにいろいろと素敵なものを調達したくなる……そんなキュートな魅力を持った人物像なのです。

おしゃべりも大好きで、その日あったことや思ったこと、感じたことなんかを面白おかしく話してくれるイメージで、一緒にごはんを食べるのがとても楽しいと思います。もちろんこっちの話も一生懸命聞いてくれます。

例えば恋愛を占っていて、お相手の気持ちを表すところにこのカードが出たら、あなたのことをそんな魅力的な女性だと思っている、とも読めます。もしくは、お相手がワンド クイーンのようにあなたと接したいのかもしれません。もしも障害を表すところに出たら、ワンド クイーンのような女性が障害として立ちはだかるか、もしくはあなたの無邪気な一面が恋愛の進展を邪魔している、というように読めます。ヘルシーで快活な特徴が作用して、ロマンティックで大人な雰囲気になりづらいよ……といったところでしょうか。

逆位置で出ると、一気にご機嫌ナナメになっちゃうのがワンド クイーン。あれが見たいの!これが欲しいの!!あそこへ行きたいの!!どうしてダメなの!?どうして私のワクワクを叶えてくれないの!!と、女王であることを逆手に取ってわがまま放題。エスコートしてもらって当たり前、お膳立てしてもらって当たり前、気の利いたプレゼントがあって当たり前……

そんなお伽話の女王様みたくわがままが許されることなんて、現実世界ではそうそうないですよね。逆位置だと、そういう警告をしてくれるカードだと思います。

実際に占っているときにワンド クイーンが逆位置で出たら、「無邪気さ・好奇心・情熱が暴走している要素」に注目してみるべき、という風に捉えます。その要素を持つ誰かや何かには決して悪気などないかもしれませんが、好奇心や情熱に従うあまり、周りが見えなくなってごり押し状態になっていることもきっとあるはずです。そういった状態になっているものが周りにないか/そういう状態の人がいないか、をじっくり観察して、その暴走を鎮めるための対策を練るとうまくいくかもしれません。

記事を書いた人

DUCK WORKS 占いラボDUCK WORKS

京都 東山三条を拠点に活動するクリエイティブユニットです。ウェブを中心に、ブランディングやプロモーションのお手伝いをしています。DUCK WORKSでは、タロットデッキやルーンチップを占いの道具としてだけではなく、思考の整理と言語化をアシストするツールとして捉えています。そのため、感性や直感はあえて脇に置き、カードが示す象徴を情報として捉え、言葉に再編するプロセスを重視しています。